塾業界を取り巻くM&Aのもうひとつの大きな流れは、教育出版企業と塾の提携である。 ベネッセコーポレーションは、お茶の水ゼミナール、東京個別指導学院、アップ、鉄緑会を傘下に収めている。
ちなみにアップは関西で、中学受験の進学館、高校受験の開進館、大学受験の研伸館を展開している。
研伸館の最大のライバルである鉄緑会もベネッセグループであるというのが面白い。

Z会は、栄光と市進、そして第一ゼミナールのクィザスの株を取得している。
学研の提携戦略はユニーク。
全国の各地方の有力塾と手を結び、エリアを拡大する戦略 だ。 7つの中堅塾と1つの家庭教師派遣業者を学研塾ホールディングス傘下に収めている。
早稲田アカデミー、市進、明光ネットワーク、ジャパンとも相互出資をするなどして、業務提携している。
そのほか、塾業界は、縦横無尽に資本提携や業務提携の手を結んでおり、その相関図は戦国時代の群雄割拠の様子を訪梯とさせる。
ただ、戦国時代と違うのは、共存共栄のために、志を同じくする塾同士の友好的連合が基本となっていることである。

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