学びの動機付けには、内発的動機付けと外発的動機付けの 2つがあります。

志望校に合格するため、お小遣いのため、といったような理由から勉強するのは外発的動機付けです。外から何らかの圧力をかけて勉強させる方法と言ってもよいかもしれません。

このような外発的動機付けの勉強で、欲しいものを買ってもらえたり、目的の学校に合格する子供もいるでしょう。頭の回転がよく暗記が得意なタイプの子供にとっては、一時的に学力の向上が期待できる勉強法です。

しかし、この動機付けには 2つの大きなデメリットもあります。

まずひとつに、一度何かしらの見返りを子どもに与えると、与える量を少しずつ増やしていかないと効果を持続できなくなるということです。

例えばテストで良い点数をとったらお小遣いを500円あげるとします。すると500円で効果 があるのは最初の数回で、しだいに800円、 1000円と金額を上げていかないと、モチベーション(やる気)を高めることができないことがよくあります。

そしてもう一つは、もともと学ぶことが好きな子どもが物や賞を与える外発的動機付けでの勉強に慣れてしまうと、物やお金を与えるのをやめてしまうと学ぶことに興味を示さなくなってしまうというデメリットです。

点数による他者との競争や物質的欲求を満たす外発的動機付けの勉強を続けた子供は、大学受験を終えると学ぶことをやめてしまう場合が多くあります。学ぶことの楽しさを経験しないまま成長すると、答えのない問題にチャレンジする学問に興味を示さなくなってしまうのです。

 

一方、心の内側 から学ぶ意欲がわいてくる学びを、内発的動機付けの学 びといいます。

不思議に思っていたことがわかるようになると、人は心が安定し、意欲・関心が高まります。学ぶこと自体に意義を見い出し、面白いという経験をすると子供は自発的に机に向かいます。

賞やお金を与えなくても、机に向かつて受験勉強さえもするようになります。

 

 

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